歌劇八雲 白井解についてまとめ

ふせったーに書いたもののまとめと再考

ネタバレあり

追記(2024/03/05 17:54:47)

追記(2024/03/06 03:49:33)

公演直後に考えてふせったーに書きなぐったものと終わってから考えたこと、感想と妄想と考察が入り乱れています。そのため順番ごちゃごちゃ、自分の中でも破綻してるところがあります…

殴り書きのままで読みづらくすみません…。

万一自分はこんなこと思った、とか同意とか、この説もあるんじゃない?とかありましたらコメントいただけると嬉しいです

色んな人の考えが知りたいです

 

・大学3年生なのに22歳→留年か浪人だけどホストなので深夜仕事で朝起きれず一限の必修を落として留年してそう

追記⬇️

留年だと面白いなと思っていたけど、留年だったら松永や横澤と同学年なのに敬語使ってるということになるので、浪人なのかな。でもサークルに入る前に既に留年していたら敬語使っててもおかしくないかーとどうしても白井に留年してて欲しいと思っていたけど(笑)、斎藤八雲が入学している時点でそれなりに頭がいい大学であることが推測されるので浪人なのかなーと思った。→よくよく考えて川端が医学部だし天才数学者の御子柴もいるしな…

・ホストやってるし女にチケット買わせてるけど真の部分は多分悪いやつじゃない所が好き 移籍の噂で呼び出された時も口答えしつつも理にかなった発言をしている。松永とお芝居したいと思うのに、自分のせいでサークルが歪むなら自分がいなくなればいいという自己犠牲の精神を持っていて案外心優しい人間なのか?となった。けど女にチケット買わせてるしなー笑

・自分が松永にとって必要な存在だということを十分に理解した上での調子乗った立ち回りが好き
松永は自分がいないとダメだと思っていて完全に舐めてる態度取ってるけどいざ捨てられそうになると必死こいてしがみつくのがとても人間らしくて好き。

・白井は移籍するつもりはなかったよね?本当に移籍するつもりだったのであれば松永に捨てられるってなってもあんなふうにしがみつかないし、やっぱり松永の元でお芝居がしたかったんだなあと…
色々酷いこととか言っておきながら引き止められることを分かってやっている

追記⬇️

改めて考えてみて、人がやめ続けているミュージカルサークルにまだ残っている人達には理由がある事に気づいた。

松永は白井を輝かせたい、白井の芝居が好き、横澤は勉強そっちのけでサークル活動に専念してきた、川端は白井という憧れの存在と芝居がしたい&白井が移籍するなら自分も移籍する、アンカは松永が好き 等

じゃあ白井がしがみついて懇願してまで松永に願った理由はどこにあるんだろう?と思った。

白井自身も「演じられる場所があることがどれだけ幸せなことかあんた分かってんだろ」「女神役だってなんだって」と発言しているけれど、演じられる場所はヘッドハンティングされてるくらいだから他にもあるのに、なぜヒツジタチノカンタービレにこだわったんだろう?

さらに、中盤で自分がいるせいで歪なヒエラルキーが生まれると分かっていたしいない方がいいと自分で言っていたのに、やめた方がいいとわかっているサークルをやめない理由ってなんだろう?

それを考えるとやっぱり白井には松永と芝居をしたい明確な理由があったんじゃないかと思った。

追記⬇️

白井には捨てたくても捨てられない、執着している理由がなにかしらある。

最終的に白井は演じることの楽しさを教えてくれたこの場所が大切で、捨てられなかったんじゃないかという結論づけをすることにした。

松永が自分を演劇の道へ導いてくれて、楽しさを教えてくれた、白井にとって思い入れのある大切な場所だったのだと思う。

自分で「演じることがただ好きでサークルという居場所を大切にしている」と考察してるし…

自分なんかいなくなった方がいい、と考えること自体もサークルを大切にしていることを表している。

 

と、私はこう結論づけましたが、私の考察を読んでくださった方が「白井は一度自分の演じる場所を失っているのではないか」と考察されており、鳥肌がたちました。「俺にとって演じられる場所があることが~」のセリフは私のこの考察だと解明できない部分だなあと感じていたので目から鱗でした。

たしかに、白井が私の考察のような考えであれば松永にもっと違うセリフを言うと思うんですよね…。

とくに「俺が演じられる場所があることが~」のセリフは出てこないと思うんです。

だって演じられる場所は他にもあるんだから。

私の考察のようなら自分のサークルに対する思いとか、このサークルに居たいということを伝えると思うんです。だけれどそう言ったセリフは出てこない…

アドリブのセリフをこちらが考えすぎなだけかもしれないけれど…

 

・白井は入学時に松永から君かっこいいね!俳優やらない?と声をかけられミュージカルサークルに入部してそう 元々は芝居とか興味なかったけどやってくうちに楽しくなって最初の方は純粋に演じることを楽しんでいたんだろうな…と全く描かれていない2年前(ダブってるから3年前?笑)の情景に思いを馳せる…
・少々言葉の節々からプライドの高さを感じつつも根っこの部分は演じることがただ好きでサークルという居場所を大切にしている普通の大学3年生なことに涙を禁じ得ない

・ホストとサークルどっちを先に始めたんだろうか それによってなぜホストやってるのか色々理由が考えられる気がする。
しっくりくるのはサークルは入学初期からやっていてホストは後から始めた、だと思っていて
女に買わせる目的でホストをやっているのか?は違うと思っている
客来ない➡️自分がどうにかできることないか➡️ホストになるという考えだとしたらあまりにも人間として危うい気がするからホストになった理由はただ楽に稼げるからとかそういう単純な理由だと思ってる
女に買わせて客集めてやってるみたいな口ぶりからして金も手に入るしついでに客も呼べるしwin-winみたいな思考なんじゃないかと

追記⬇️

留年or浪人してるしやはり金銭的な理由でホストやってたんじゃないかなと思う

・白井の存在が講堂の使用と結びつけられる理由がいまいちよく分からない…なんでだろう。と今書こうとしたけど書きながら分かった
客200人も呼べる大学演劇サークルの中では異例の存在だからということか…!!!(今更気づいた😂)

追記⬇️

白井と松永のすれ違いの内容

白井→自分がたくさん客を呼ぶことが出来るからみんな必要としているだけと思っている(でもその客の内訳もホストやって呼んでる客だから自分の芝居自体の価値はどこにもないと思い込んでいる)

松永→自分の芝居の価値を信じることが出来ない白井に諭すことはしつつも確に迫ることは伝えられていなかった。白井を輝かせたい一心で自分が演じさせたい役を演じさせ、命じることに白井は嫌気が差したのだと考えて白井を解放する。

 

以下ただの感想なのですが、

原作では白井は女性だし多くは語られていなくて、完全に歌劇八雲という舞台の中の情報でしか考察できないことがとても楽しいです。不自由の自由という感じで…

また、複数公演観劇したものの、全て見た訳では無いので真相定かではないのですが、千秋楽公演で白井が松永にすがりついて「行かないで」と…これ見た限り千秋楽公演だけしか言ってない気がする…

 

ずっとそばにいて どこにも行かないで

愛を教えてくれた 愛しい あなた…